artist in residence

ジョアンナ・ピオトロフスカ / Joanna Piotrowska(写真家)

Joanna Piotrowska, Untitled, 2014 – 2018. 120 x 95 cm. Silver gelatin hand print.

プロフィール

ロンドンを拠点に活動するポーランド人アーティスト。写真、パフォーマンス、映像を用い、「社会的風景」の構築やパフォーマティブな行為を通して、人々の在り方を探求している。とくに人間と動物、家庭内の心理的空間などに注目し、日常の中で繰り広げられる複雑な役割や緊張関係を見出すことを試みている。

主な展覧会:

Le Bal, Paris (2023), FRAC Île-de-France, Paris (2023), Kunsthalle Tübingen (2023), 59th Venice Biennale (2022), The 16th Lyon Biennale (2022) Kestner Gesellschaft, Hanover, Germany (2022), MACRO, Rome, Italy (2020), Zacheta National Gallery, Warsaw (2020), Tate Britain (2019), Kunsthalle Basel (2019), NS-Dokumentationszentrum München (2019), MoMA, New York (2018), Kunsthalle Wien (2018), 10th Berlin Biennale (2018), ICA Singapore (2017), Fondazione Prada Osservatorio, Milan (2016), Hayward Gallery, London (2014), Institute of Contemporary Arts, London (2013). 日本ではHAGIWARA PROJECTSでの個展「砦」(2023)や恵比寿映像祭(2024)などがある。

https://joannapiotrowska.com

©︎ Joanna Piotrowska

桑迫伽奈(アーティスト)

滞在制作プラン

滞在を通じて奈良の自然や街を観察し、これまで継続して制作してきた写真作品「不自然な自然」(各地の森や山の自然環境を抽象的に撮影したシリーズ)と、刺繍写真の二シリーズの制作。そして、2024 年より始めた“糸あつめ”(伝統産業で使用される糸および端糸や、家庭で眠る使われていない糸の収集)を通じて行うドローイングの制作を行う予定。

プロフィール

北海道札幌市⽣まれ、札幌市在住。北海道教育⼤学岩⾒沢校美術コース卒業。 ヤング・ポートフォリオ⼊選(2019 年)、HOKKAIDO PHOTO FESTA2019 ポートフォリ オレビューグランプリ(2019 年)、写真集「不⾃然な⾃然」(Case Publishing/2021 年)、PITCH  GRANT ファイナリスト(2022 年)、Fraction Magazine Japan 掲載(2022 年)、マレーシアに てアーティストインレジデンス(JFKL/2024 年) 。
札幌・名古屋・東京での個展多数開催のほか、屋久島国際写真祭(2022 年屋久島)、「#みま のめ VOL.6」(2020 年 三岸好太郎美術館/札幌)など。 

https://kanakuwasako.com

 ©︎ Kana Kuwasako

斉藤思帆(アーティスト)

滞在制作プラン

私はこれまで、和紙にアクリル絵の具やシルクスクリーンを用いた作品や立体作品を制作し、それらの作品が物体として周囲環境にどのように存在し、干渉しているかを実験的に検証してきました。滞在制作では、自分の暮らしている日常的な環境に作品(ペインティングや立体作品)をインスタレーションとして配置し、写真作品として撮影するシリーズ “Pic of Pain” を制作する予定です。

プロフィール

1988年東京都出身。武蔵野美術大学版画専攻、同大学院修了。これまでの主な個展に「Pic of Pain」(18,Murata、東京、2024年)、「TEMPORAL POSSESSTIONS Ⅱ」(東葛西1-11-6, A倉庫、東京、2023年)、「か な た」(一乗法華寺、東京、2022年)、「at last」(JIKKA、東京、2014年)など。 グループ展に「Maps」(Cité Internationale des Arts、パリ、フランス、2022年)、「感性の遊び場」(ANB Tokyo、東京、2022年)、「一方そのころ/meanwhile」(谷本真理との二人展、KAYOKOYUKI、東京、2019年)、「End of Summer Open Studio」(Yale Union、アメリカ、ポートランド2019年)など。 武蔵野美術大学パリ賞受賞(2020年度)、2022年より1年間パリ滞在。 アートユニットThe Goodwillerとして田岡美紗子と古着や古物を用いたプロジェクトも進行中。

https://shiho-saito.com

©︎ Shiho Saito