実践講座:プロジェクト Art Restoration, Art Education, Art Promotion & Exhibition
2025年度プロジェクト
1. アートリペア
褪色劣化した作品フィルムのデータ修復について、奈良市写真美術館との共同研究成果の報告と、受講生による修復システムの体験。
2.キュレーション体験
森山大道氏作品を学生が実際にキュレーションを行い展覧会を実施します
森山大道
森山大道(1938年生まれ)は、日本を代表する写真家で、ストリートスナップを中心に活動。粒子感の強いモノクロ写真や「アレ・ブレ・ボケ」と称される独自のスタイルで、都市の混沌や人々の日常を鋭く捉える。代表作に『にっぽん劇場写真帖』『Stray Dog』などがあり、国内外で高く評価されている。街を歩き続けながら瞬間を切り取るその姿勢は、写真とは何かを問い続ける芸術的実践とされている。

3. アート・プロモーション
デジタルサイネージ
展覧会の広告動画を奈良市内の駅にて掲出しています。駅をご利用の際は是非ご覧ください。
バス広告


奈良交通市内循環バスへ広告を掲載しました。
展覧会
「複製される感性」展


概要
「あ³」プログラム3年目の集大成となる成果展。奈良の地で滞在制作を行なったMonika Orpik氏による奈良の歴史や自然、文化に深く触れたことからインスピレーションを得た作品の展示や森山財団協力のもと学生が作品の展示構成から広報活動まで手がける森山大道作品展を行います。この機会にぜひご覧ください。
展覧会特設HP:https://eng.nara-wu.ac.jp/naracmp/
日時
2025年11月1日(土)〜2025年12月25日(木) (予定)
開館時間:9時30分〜17時
休館日:毎週月曜日(休日の場合は最も近い平日)
会場
入江泰吉記念奈良市写真美術館
HP:https://naracmphttps://naracmp.jp/
メタバース奈良市写真美術館
HP:https://naracmp.jp/QgZ_oVyS-2/D6VMzl5T
PCやスマホなどから仮想空間上を自由に歩き回りながら、作品をゆったり鑑賞できる美術館です。ぜひ体験してみてください
ギャラリーツアー
- 日時:2025年11月1日(土)14:00〜
- 本展のキュレーションに参加した奈良女子大学の学生が、展示の見どころを解説します。学生とともに、森山大道の魅力に迫るギャラリーツアーです。
- 申し込み不要・無料
シンポジウム
「写真とジェンダー〜写真の未来にあるもの〜」

奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター(https://koto.nara-wu.ac.jp/gender/)と共同でシンポジウムを開催します。
本シンポジウムでは、「写真とジェンダー」の関係を考察し、女性による写真表現の過去・現在・未来を展望いたします。基調講演には笠原美智子氏、パネリストには竹内万里子氏・長島有里枝氏を迎え、写真界におけるジェンダー的課題とその可能性について多角的に議論します。現代社会における写真の見方を問い直す機会として、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
参加申し込みはこちら:https://forms.gle/ZADsTwUzz82c7J9M6(参加無料)
日時:2025年12月20日(土)13:00~16:35
会場:奈良女子大学S棟S235 大講義室【ダイダンホール】
13:00~13:15
開会挨拶・趣旨説明
13:15~14:00
基調講演「写真とジェンダー」
講演者:笠原美智子氏(長野県立美術館 館長)
14:00~14:40
講演I : 「私はなぜ女性の写真家を研究するようになったのか」
講演者:竹内万里子氏
(批評家・作家、京都芸術大学教授)
14:40~14:50
休憩
14:50~15:30
講演II :「『何者でもない』誰かを生きること」
講演者:長島有里枝氏(写真家)
15:30~16:30
パネルディスカッション
登壇者:笠原美智子氏・竹内万里子氏・長島有里枝氏
モデレーター:山崎明子
(本学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
16:30~16:35
総括・閉会の辞
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